ご挨拶

会長挨拶

president
藤田会長

 

海に賭ける夢「J-DREAM」へのいざない

 

 四面を海に囲まれた島国にとって、海洋は、古くから商品や資機材の輸送や豊かな海産物を得る漁場として欠かせない貴重な存在でした。日本をとりまく領海・排他的経済水域(EEZ)の面積は世界第6位を誇り、国土面積の約12倍と中国大陸の半分に近く、水平線のはるか彼方で拡がっています。

 

 私達の専門領域はこの広い海がもたらす豊富な天然資源の潜在性に対する挑戦です。近年、我が国の近海で水深1,000メートルの南海トラフに埋蔵されるメタンハイドレートや沖縄沖の1,600メートルの深海底に賦存する海底熱水鉱床、レアアース泥等の商業化に向けた探査・開発の取組など、21世紀の海洋産業の創出に繋げる海洋資源開発への期待が高まっております。J-DREAMの海に賭ける夢はここにあるのです。

 

 一方では、周辺海域での外国籍漁船や国家警備艇等の領海侵入など、海洋の安全保障を巡る情勢は一層厳しさを増しております。法治国家として海洋権益を守るため国際法に則った「安心・安全・安定が保障された拓かれた海洋」を次世代へ引き継ぐため、国際関係や地球環境の変化に目を凝らし、体制を整える必要があるのです。

 

 海洋基本法制定から10年が経過したことから、政府は2018年5月に第3期海洋基本計画を閣議決定しました。「総合的な海洋の安全保障」を前面に位置づけ、領海警備、治安の確保、災害対策、離島の保全といった課題への取組みに加え、海洋を巡る諸状況を適切に踏まえた総合的な計画を策定し、広範にわたる海洋政策を、国を挙げて推進することにしています。

 

  アジア・オセアニアの未来をしっかり見据えながら、海洋環境を守り、気候変動等の地球的課題に取り組むとともに、海洋に関する国際活動のリーダシップを取れる若き担い手の育成も急務です。国民一人一人、とりわけ小・中学生の世代が海に対する関心を高めて頂き、海で遊び、海洋産業に携わって頂きたく期待します。そうした機会を提供するため、全国の市町村等と連携し、海洋教育を一層推進してまいります。

 

 J-DREAM協会の活動に参加して、海に親しみ、海がもたらす恩恵に感謝し、海洋国家・日本の未来に思いを馳せる知的オアシス・人材交流の場とJ-DREAMがなることを切に希望します。

 

 

理事長挨拶

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大石理事長

 日本周辺海域で石油・天然ガス及びメタンハイドレート等の炭化水素資源を中心に熱水鉱床或いはレアアース泥等の鉱物資源も含めた海洋資源全般の探査・開発・商業化に向け我々の経験・知見を活かした具体的な提言を発信していきたい。更に、船舶・海洋関連技術グループと提携し海洋エネルギー計画にも参画し促進に貢献していきたい。このような夢を語る同志の参加をお待ちしています。